なにからできているでしょーか? (コドモエ[kodomoe]のえほん)

大森裕子 作/白泉社

表紙にはラーメン。
「なにからできているでしょーか?」というタイトル。
タイトルそのままの絵本です(*´▽`*)

おにぎり、なにからできている
でしょーか?

ページをめくると、

それはね、ごはんと のりと うめぼしと しお。

と答え合わせ。

・・・とこんな感じで、
いろんな食べ物が何からできているかが
クイズになっている絵本です。

おにぎりのほかに、
ハンバーガー、ラーメン、ぎょうざ、パフェがでてきます。

一つ読んでみると、
子どもの方が要領を得てくれるので、
どんどん答えていってくれます。
大人が意図していない、
面白い答えも出てきたりして、
「子どもの発想のおもしろさ」
を感じることもできますよ!

一番最後、

それじゃあ、ぼくらは なにからできているでしょーか?

というクイズでしめくくられます。

以前、1年生クラスで読んでみたのですが、
子どもたちの答えが面白い!

「おかあさん?」
「あ、サルだ!!」
「サルー!!」
「サル――!!」
「サル―――!!」

…はい、もうサルしか出てきません(≧▽≦)

「人間はなぁ、サルから進化したんやでー!!」

そして、いろいろ教えてくれました(笑)

この絵本では、

まいにちたべてる おいしいごはん!
みんな すくすく おおきくなぁれ。

と締めくくられます。

こどもとのやり取りを楽しむ絵本ですし、
正解を出すようにしむける必要はありません(*´▽`*)

読みながら、是非子どもとのやり取りを楽しんでくださいね。

答えを教えてくれるページには、
かわいい動物さんが出てくるので、
お家で読むなら、そのあたりも楽しめますよ。

園や小学校低学年では、
やり取りを十二分に楽しめる絵本です(*´▽`*)
ただ、そんなに大きくない絵本なので、
あまり大きな集団、
教室中に見えなくちゃいけないような所で読むのは
もったいないです。