とりかえっこ (絵本のせかい 21)

さとうわきこ 作・二俣英五郎 絵
ポプラ社

あそびに
いってくるよ

ぴよ

と、ひよこちゃんがお散歩に出かけます。
それで、出会った動物たちと
鳴き声を「とりかえっこ」していくというお話です。

最初に出会ったのはネズミくん。
ひよこちゃんはネズミくんの鳴き声、「ちゅう ちゅう」
ネズミくんはひよこちゃんの鳴き声、「ぴよ ぴよ」。

次はぶたくんと、とりかえっこ。
ひよこちゃんはぶたくんの鳴き声、「ぶう ぶう」
ぶたくんは
ネズミの声を取り替えっこしたひよこちゃんの鳴き声になるので、
「ちゅう ちゅう」

…とまあ、こんな感じ。

とても単純なお話で
よくある繰り返しの絵本なんですが、
なんともほのぼのして、とってもあったかいんです(*´▽`*)

最後は鳴き声を「とりかえっこ」したおかげで
ピンチを脱します。

さとうわきこさんといえば、
「ばばばあちゃん」シリーズでお馴染みですが、
「ばばばあちゃん」はおおきなお子さん向けですが、
この絵本は文章が少なく、小さなお子さんから楽しめます。

そして、二俣英五郎さんの絵が
とってもほのぼのしていて、味わい深いんですよね~~(*´▽`*)♡

懐かしい感じなんですが、
動物たちがとっても可愛い♡♡♡

子どもたちも大好きな絵本。
小さなお子さんも大好きなんですが、
低学年で読んでも、
子どもたち、すっごく楽しんでくれるんですよね~~(*´▽`*)

実は大人の方にもおススメ。
ほっこりあったかい気持ち、癒されますよぉ~♡

お楽しみは、絵本の端っこに描いてある
たまご&ひよこちゃんの絵。
楽しいです~。

これはお家で絵本を読んだ人だけの
お楽しみですね(≧▽≦)

我が家の子どもたちも大好きで、
我が家のお気に入りは
カメさんと鳴き声を取り替えっこしたところ。
みょーーーーにお気に入りでしたねぇ(*´▽`*)

文章も短く、小さなころから長~~~く楽しめる絵本です。
ぜひ親子でほっこり温かい気持ちになってくださいね。