きたむらさとし 作/BL出版
ミリーは帽子がほしくて、帽子屋さんに入りますが、
お金がありません。
店長さんが、そんなミリーのために持ってきてくれた帽子は…?
お話の最初の導入部分はちょっと文章が長いのですが、
それは最初だけ。
きたむらさとしさんの素晴らしい絵と
素敵なストーリーにぐいぐい引き込まれちゃいます(*´▽`*)
クジャクの帽子ははっとするほど美しいし、
公園の人々がかぶっている帽子をゆっくり眺めるのも楽しい。
我が家の子どもたちも大好きな絵本でした。
お話を楽しめるようになったお子さんや
年中さんくらいから楽しめると思います。
何年か前の課題図書にもなっているこの本、
でもお説教臭くないのもいいんですよねぇ(*´▽`*)
小学校でも読みますが、クジャクの帽子で大騒ぎしていた子どもたちも、
最後はこの本のメッセージをちゃんと受け取っている。
子どもだけでなく、大人の方も
この絵本に流れる素敵なメッセージを感じてほしいです。
この本を読むとき、
自分だけの素敵な帽子を、それぞれが見つけられますように、
そう願ってやみません。
お話の最後、パパやママの帽子、ネコちゃんの帽子も最高ですよぉ(≧▽≦)