かじだ、しゅつどう (幼児絵本シリーズ)
山本 忠敬 さく/福音館書店

消防自動車の出動から、火が消えるまでを描いています。
主人公は消防士ではなく、消防自動車。
画面いっぱいに描かれた消防自動車は迫力満点(≧▽≦)

文章は難しくなく、歯切れがいいです。
「しょうかせん きゅうすいよし!」
「ほうすいはじめ!」
「6かいにこどもがいる!すぐ たすけにいくぞ!」
と、こんな感じなので、ついつい熱がこもります。

また、あちこちに人が描かれ、
例えば、消防自動車に手を振る子どもや、
はしご車に助けられた女の子は鳥かごを持っていたりして、
無機質になりがちな車絵本に、温かみのある演出がされています(*´▽`*)

息子くんの消防自動車ファーストブックは、
はたらくじどうしゃ〈4〉しょうぼうじどうしゃ (福音館のペーパーバック絵本) 」で、

単にいろんな消防自動車が順番に紹介されている本です。
しかし、この「かじだ、しゅつどう (幼児絵本シリーズ) はお話になっています。

息子くんが小さなころ、特に「ほうすい かいし!」、この言葉がお気に入りでした。
消防自動車のミニカーで遊びながら、「ほうすい かいし!シュワー!!」と言って、
とても楽しそうにしていたのを思い出します。

2歳から4歳の本。
消防自動車が好きなら、ぜひぜひオススメの一冊。
文字数も少ないので、読みやすい、
しかも読むうちに熱がこもってしまうので、読み手も楽しいですよ。