よかったねネッドくん
(レミー・シャーリップ作・やぎた よしこ訳/偕成社)

ネッドくんにびっくりパーティの招待状が届きます。よかったね!
でも、たいへん!パーティは遠いフロリダでやるんだって。

・・・というふうに、
「よかったね!(fortunately)」と「でも、たいへん!(unfortunately)」が
交互にやってくるネッドくんの大冒険のお話です。

奇想天外な展開。
ともかく、面白いんです。
2歳くらいの小さいお子さんから、小学生低学年~高学年でも、
大人でも十分楽しめる傑作絵本!!

レミー・シャーリップさんの絵がまたいいんです。
よかったね!のページはカラー。
でも、たいへん!のページは白黒。
この対比がすばらしい。

日本での初版は1968年。(アメリカ本国は1964年出版)
1997年の改訂版から、シャーリップさんのの希望から、
日本語と英語が両方入った2か国語版になっています。
英語も見てみると、へえ、原文こんな感じなんだと楽しめます。

ホントにおすすめ。年代問わず、絶対楽しんでほしいマストな1冊です♪