雨、あめ (児童図書館・絵本の部屋)
ピーター・スピアー/評論社
この絵本には文字・文章がありません。
雨の中のお散歩が描かれた絵のみの絵本です。
雨。
大人は洗濯物が乾かないとか、幼稚園の送り迎えが大変だわ、
そんな風に思ってしまいがち。
でも、子どもたちはどんな時でも遊びの天才!!
自分が子どもだったころのことを思い出してください。
雨の日に、傘をさかさまにして雨をためたことはありませんか?
水たまりをバシャバシャ歩いたり、
長靴の中に水を入れたり。
雨の日だからこその美しい風景とともに、
絵本の中の姉弟は、まさにその「雨の中でやってみたいこと」を
思いっきりしてくれるんですっ(≧▽≦)
お家に帰った姉弟は、お風呂に入ってお家の中で遊んで、
(ちなみに姉弟のママは、ずぶぬれの子どもたちに
にこやかに対応。見習わねば…(;´∀`))
夕ご飯を食べて、お布団に入ります。
朝、カーテンを開けると、
目の前に広がる雨上がりのすがすがしい庭!!
なんという晴れやかな気持ち!!
幼稚園くらいのお子さんから、長く楽しめる絵本です。
文章もないので、園や小学校での全体のおはなし会には不向き絵本ですが、
是非是非是非!!!!!雨の季節に親子で楽しんでほしい絵本。
ピーター・スピアーさんの絵が
本当に本当に素晴らしいです(*´▽`*)
息子が大好きだった絵本の一つ。
私、「うわ、こんなこと我が子がしたら嫌だなぁ(着替えとか洗濯とかめんどくさいし)、
でも自分が子どもだったら、やったら絶対楽しいだろうなぁ」←勝手な意見です(笑)
そんなことを心で思いながら、
息子と共に、疑似体験していたのを思い出します。