ねむいねむいねずみはおなかがすいた (ねむいねむいねずみシリーズ)
ささきまき 作・絵/PHP研究所

ねむいねむいねずみ、旅の途中でお腹が空いて空いて、
森の中で食べ物を探します。
でも、全然見つからない。
やっと見つけた木の実も、ヘビに食べられちゃうし、
イモのつるを見つけた!とかじったら、自分のしっぽ。
そして、やっと見つけたキノコ!!
図鑑で調べて、毒キノコじゃないことを確認して
食べると…!!!

秋になると読みたくなる本の1冊です(*´▽`*)

佐々木マキさんの絵が、いいんですよね~(*´▽`*)
線もはっきりしていて、色もきれい。
もともと漫画家さんだそうで、ああ、なるほどって感じです。
(ちなみに、佐々木マキさんの漫画は超シュール、ドキッとします。)

「ねむいねむいねずみ」シリーズはたくさん出ています。
ねむいねむいねずみは、
どのお話も、お母さんを探して旅をしているという設定です。
いつも夢の中でお母さんにあって、そして、また旅を続けます。

どのお話もたのしいですが、我が家では
息子が小さいころ、これが一番のお気に入りでした。

このお話に出てくるキノコの名前は「セイタカ・ジャンボダケ」。
食べたらどうなるか、想像できますよね?

ねむいねむいねずみが、すっごく大きくなっちゃうんですが、
息子は楽しくて仕方なかったようで。
3歳くらいの時に、公園に来ていた近所のママに
一生懸命ストーリーを話していました(*´▽`*)
↑近所のママさんは、何言ってるかわからなかったと思います(笑)
息子が、絵本のストーリーを人に必死に話した、初めての絵本で、
私にとってはとても思い出深いです(*´▽`*)

結局いつもお母さんには会えないけど、
夢があって、読後感もなんだかあたたい気持ちになれるお話。

小学校や園でも毎年秋になると読んでいます。
お子さんと一緒に、楽しんでくださいね!
年少さんくらいから低学年まで楽しく読めますよ~(*´▽`*)

 

 

↓こちらがシリーズ第1作目。

我が家では、↓「あまやどり」も好きでした(*´▽`*)

 

ちなみに、我が家では
佐々木マキブーム?なるものがあり、佐々木マキさんの絵本をたくさん読みました。
数年前に開催された美術館の佐々木マキ展にも行きました。
実はずっと女の方だと思っていたんです。
だって名前が「マキ」だもん!!!
展覧会で初めて、男の方だと知り、めちゃめちゃ驚きました(^^;