だめよ、デイビッド (児童図書館・絵本の部屋)

デイビッド・シャノン作・小川仁央 訳/評論社

デイビッドの ママは いつも いう・・・
だめよ、デイビッド!って

とはじまるこの絵本。
文章は
「だめ!」とか「だめって いってるでしょ」
そんなママのセリフがあるだけ。

確かにデイビッド、すごいんです。
お風呂の水はあふれて出しっぱなしだし、
食べ物で遊んでるし、
裸でお外へ出ちゃううし!!
デイビッドのいたずらオンパレード。

この本を読む(読んでもらう)子どもたちにとって、
このいたずら具合は面白くて仕方ない。

だけれど。
この本の本当にいいところは、
そこだけじゃないんです。

それは、最後。
ママが
「だいすきよ」
と、ぎゅっと抱きしめるんです。

いたずらをしても。
こまったちゃんでも。
どんなあなたでも、ママはあなたが大好きよ。

それこそが一番大切なメッセージ(*´▽`*)

いたずら盛りの2歳くらいから楽しめますが、
幼稚園・小学校と大きくなっても
是非子どもと一緒に読んで楽しんでほしい本です。

もともと、私がこの本を知ったのは小学校の先生でした。
「学校で怒られることやいろんなことがあっても、
あなたが大好きだよと伝える、
それがお家の人の役割だと思います」
そんな風に言って、この本を紹介してくださいました。
我が家の子どもたちも大好きな絵本。
幼稚園でも、小学校でも、子どもたちの大好きな絵本です(*´▽`*)
さて、デイビッドシリーズ2作目もあります。


デイビッドがっこうへいく (児童図書館・絵本の部屋)

こちらは、デイビッドが学校で、あいも変わらず「やらかしちゃう」お話。
こういういたずらっ子、いるいる!!って感じです。
あたたかいまなざしは1作目と同じ(*´▽`*)

デイビッドがやっちゃった! (児童図書館・絵本の部屋)

どうしていつも、こんなことするの?
デイビッドにも理由があるんです!
3作目はデイビッドの言い分がよくわかりますよ(*´▽`*)

 

三冊ともに、どれもおすすめ。
お家で親子で読むなら是非1作目を!

学校や園でのお話で読むなら、2作目・3作目もおすすめです。