ピッキーとポッキー (幼児絵本シリーズ)

(あらしやまこうざぶろう 文・あんざいみずまる 絵/福音館書店)

うさぎのピッキーとポッキーが、もぐらのふうちゃんと
お花見へ行くお話です。

わたし自身が子どもの時、一番好きだった絵本です。
朝、顔を洗うのは「朝露」!
お弁当は「すみれのサンドイッチ」「きのみのジュース」!
一体どんなにおいしいんだろうと、
お弁当のページはずっとずっと眺めていました(*´▽`*)
寄り道も、もぐらのトンネルも、ワクワクドキドキで、
地図をずっと指でたどって。
絵本の中でピッキーとポッキ―とふうちゃんと一緒に冒険していました。

子どもは絵本の世界に入り込みます。
全身を使って入り込みます。
大人が子どもに絵本を読むとき、
視覚と聴覚だけを使っているわけではありません。
その絵から、文章から、音から、味覚や触覚や嗅覚すら使って、、、
まさに全身を使って絵本の中に入るのです。

私にとっては、大人になった今、
この全身で絵本を感じる感覚を
もう一度思い出させてくれる絵本です。

安西水丸さんの絵が素朴でかわいい♡
本当に素敵な絵本です。

もちろん我が子たちも大好きな絵本でした。

読んであげるなら2歳くらいから。
幼児~園児さんにも是非!
声に出して読んで、是非親子で楽しんでくださいね。

ps私自身は小学校低学年の時ですら
この本をよく眺めていたのを覚えています(*´▽`*)

 

安西水丸さんといえば

がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)

こちらの絵本が、赤ちゃん絵本でとても有名でおすすめです(*´▽`*)
安西水丸さん、2014年に亡くなったのが、とても残念です。